当園の3つの活動テーマと、各々の具体的な取り組みについて紹介します。
新島に適した品種を選ぶ試験や
新しい技術の導入、またそれを広める活動を
すすめています。
■野菜栽培の試験
新島野菜のブランド化をすすめるため、栽培技術の研究や品種の比較試験などを行っています。また研究した成果は農家の栽培に取り入れられています。
■果樹栽培の試験
新島の環境に適した果樹の試験栽培を行い、そこで選ばれた品種を地域の農家へ普及すると共に生産物の販売モデルの確立を目指します。そのための展示用果樹園の整備をすすめています。
■施設栽培の試験
新しい農業技術を導入し、販売を視野に入れた試験栽培をすすめ、持続的な農業経営モデルの確立を目指します。現在、養液土耕栽培によるミニトマトの試験栽培をすすめています。
活動を下支えしています。
また農業教室開催による人材の育成や
農産加工品開発の支援をしています。
■苗づくり
年間、野菜の苗を40種以上、花の苗を約20種生産しています。それらの苗を販売提供することで、新島村の農業の基盤を支えています。
■農業教室の開催
農業に興味をもつ方が増えること、また農家の技術が向上することを目指し、野菜や果樹の栽培について学べる農業教室を開催しています。そして地域の農業を盛りあげることで地産地消や食育の活動をサポートしていきます。
■農産加工品開発の支援
地元で採れる農産物をつかった加工品開発の試験をする方へ園内の加工室を貸したり、各種相談に乗ったりしています。また郷土料理などの研究をする方へも場の提供をしています。
価値をさらに高めていくため、
ネットワークづくりや各種プロデュース活動に
取り組んでいます。
■農のコミュニティーの活性化
農や食をテーマにしたイベントなどの開催を通じて、島内外の人たちの繋がりを広げ、地域の農家の活力を高める支援をしています。また子供たちが農とふれあう場を提供し、地域の農の魅力を伝えています。
■農産物のブランド化
農家がすすめる新島農産物のブランド化の企画立案、デザイン作成、商品開発、PRなど活動の支援をしています。また農業の六次産業化や農商工連携の活動をサポートしています。
■情報の発信および都市農村交流の推進
新島の農業の姿や農文化を伝えるため、各種メディアを活用し情報発信をしています。また農産物の摘み取り体験や料理体験を通じて、都市と農村の交流をすすめます。