特定外来生物「ヒアリ」について
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国内でヒアリが確認されました
平成29年6月に兵庫県の港で特定外来生物に指定されている「ヒアリ」が確認されて以降、全国の複数の港で個体が確認されています。
東京都においても平成29年7月に大井ふ頭(品川区)でヒアリが確認されましたが、発見された個体についてはすでに駆除されており、環境省と国土交通省の調査と同時に、拡散を予防するためのベイト剤とトラップを設置しています。
新島村では、平成29年8月現在で死骸を含む個体の確認はありませんが、今後の動向に注意してください。
ヒアリの特徴
- 体長は2ミリから6ミリほどの小さなアリ。
- 体色は赤褐色、腹部は暗色。
- 働きアリの大きさにバラつきがある。
- 南米原産だが、北米、中国、オーストラリア等で定着している。
- 公園や農耕地などやや開けた場所を好んで営巣し、土で大きなアリ塚を作る。
- 攻撃性が強く、アリ塚を刺激されると集団で襲いかかる。
- 雑食性で、節足動物、トカゲなどの小型脊椎動物、甘露、樹液、花蜜、種子などを食べる。
ヒアリと疑われるアリを見つけたら
日本国内には在来のアリが270種以上生息し、その中にはヒアリに似ているアリも存在します。それらのアリはヒアリの侵入を防ぐ役割を担っており、すべてのアリを駆除してしまうことは日本の生態系を壊してしまうことにつながります。
また、ヒアリが集団でいる場合、むやみな駆除は拡散させるおそれがありますので、まずは役場や支所へ連絡してください。
- 生きた個体を素手で捕まえたり、触らないようにしてください。
- 巣を見つけても刺激しないでください。
- 役場または各支所へご連絡ください。
連絡先 | 電話番号 |
---|---|
民生課民生係 | 04992-5-0243 |
若郷支所 | 04992-5-0181 |
式根島支所 | 04992-7-0004 |
刺されてしまったら
健康被害の具体例
刺されると、「熱い!」と感じるような激しい痛みがあり、水疱状に腫れる。
かゆみ、膿、腫れ、蕁麻疹などが主な症状で、重篤な場合はアナフィラキシー症状(呼吸困難、血圧低下、意識障害)を引き起こす可能性がある。
対処法
- 刺された直後の対処
20分から30分程度は安静にし、体調の変化がないか注意する。症状が悪化しない場合には、ゆっくりと医療機関を受診してください。
- 体調に変化がある場合
一番近い医療機関を受診し、「アリに刺されたこと」「アナフィラキシーの可能性があること」を伝えて、すぐに治療してもらってください。
ヒアリに刺されないために
刺されないためには屋外で作業する場合は軍手や手袋を着用し、素肌を出さないようにしましょう。外に置いてあるサンダル等を履くときに刺された事例もありますので注意してください。
注意:このページは、環境省や東京都環境局が発信している平成29年現在の情報を基に書かれています。
新島村役場民生課民生係
〒100-0402 東京都新島村本村1丁目1番1号
電話:04992-5-0243内線108 FAX:04992-5-1304